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もうひとりのシェイクスピア [シェークスピア]

ニッショーホールで「もうひとりのシェイクスピア」を観てきました。

もうひとりのシェイクスピアの場面カット画像 

映画公式サイト:http://shakespeare-movie.com/

シェイクスピア別人説が18世紀からあったという。それはストラット・アポン・エイヴァンの片田舎で生まれ育った彼が、高等教育を受けたり外国に行ったという形跡もなく、あのような傑作を生み出せたのか?という疑惑である。彼自身の原稿も存在せず、公式の署名には6つも異なったサインがあり、遺言書には本や戯曲のことには一切触れていず、妻子に残されたのはわずかベッド一つだったとのこと。

最も有力な説はオックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア説。オックスフォード伯は貴族にしてエリザベス1世の愛人であり、二人の間には隠し子までいたが、王位継承問題でその子供は里子に出されてしまう。また当時貴族が戯曲を書くのは悪しきこととされ、それでも書きたいオックスフォード伯は仲介役の男に頼んで誰かを探してもらう。それもすべては自分の戯曲を世に出すがためである。そして白羽の矢が立ったのがシェイクスピアだった。

「もうひとりのシェイクスピア」の画像1 

この映画はエリザベス1世とオックスフォード伯の長年の恋愛物語であり、宰相のセシルとスコットランド王対するオックスフォード伯とサウサンプトン伯、エセックス伯の王位継承をめぐる物語であり、戯曲を依頼するオックスフォード伯とそれを仲介する戯作家ベンと名前を使わせるシェイクスピアの嫉妬や裏切りの物語になっています。

「もうひとりのシェイクスピア」の画像4 

人間関係の相関図が必要になるくらいちょっと映画を観ただけでは難しい映画でした。でも映画サイトのcastの相関図で(同じようなチラシもいただきました)何となく頭の整理がつきます。16世紀のエリザベス王朝時代の街の様子や舞台、その頃の服装などの美術面でも素晴らしく、ミステリー映画でもあって大いに楽しめました。

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おまけ:その1~ホテルオークラ東京ベイ(ディズニーランド内)のクリスマス↓。忘年会で行ってきました。

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その2~東京スカイツリーのクリスマスバージョン点灯↓(クリスマス当日に赤いライティングもあるらしい)

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その3~そらまちのクリスマス(ドイツマーケットとツリー)↓

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みなさん、メリークリスマス!


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ハムレット~明治大学文化プロジェクト [シェークスピア]

明治大学の演劇部が毎年やっている第6回公演~明治大学文化プロジェクト「HAMLET」を観てきました。今回も監修は明大卒の原田大二郎が行い、今回は姿を見なかったのですがきっと会場に来ていたんだろうなあと思います。

3年前に「ウィンザーと陽気な女房たち」を観劇したことがあるのですが(その時の記事→http://naoazucar.blog.so-net.ne.jp/2006-11-12)、それに続いて今回は2回目の観劇でした。

ハムレットは言わずと知れたシェークスピアの4大悲劇のひとつです。

ストーリー:

デンマーク王子ハムレットの、父を殺し母と結婚し王位を奪った叔父に対する復讐物語。父親の亡霊が夜な夜な現れ毒殺されたことを知ってからハムレットは狂気を装うと、王の右腕であるポローニアスは自分の娘、オフィーリアへの恋愛がそうさせるのだと王に進言する。やがてポローニアスを今や王である叔父と間違って刺し殺してしまうと、今度は愛するオフィーリアが悲しみのあまり狂い、溺死してしまう。父ポローニアスと妹オフィーリアの敵をとるためレアティーズは王と結託し、ハムレットと剣術試合を行うことにする。用意していた毒入りのワインは誤って母が飲み、母が死に、毒剣は誤ってレアティーズに刺さり、レアティーズが死に、そしてハムレット自身にも刺さり、王である叔父をハムレットが刺すと王が死に、そしてハムレットはレアティーズに真相を聞かされ仲の良いホレイシオにその真相を広めてほしいと遺言し死ぬという不幸で終わる・・・。

ハムレット役やオフィーリア役が男女反対で演じられていてちょっと変わった感じの劇でした。男女普通のほうが良かったかもなあ~。そういう回もあったようですが・・・。また長いセリフのオンパレードでそのセリフ、良く覚えたなあ~と今回もまた感心してしまいました。プロも顔負けの仕上がりになっていて、学生と言えどもアッパレでした。

特に素晴らしい演技を見せてたのはポローニアス役の人。コミカルな感じでクスクス笑いを誘い、堅苦しい劇を楽しいものにしていました。将来本当に役者さんになったらいいのに、と思ったほど。またハムレットの父、亡霊役の人が王にふさわしい貫禄と声ではまり役でした。それと旅役者の一団の口上を披露する女性の声とマリオネット役のお二人の動き。素晴らしかったです。

セリフは現代風にまた独自にアレンジしたものにしているところが面白く、「もし間違えたら、クビチョンパで構いません」とか、「葬式用にまかなわれた食事は、冷えたまま今度は婚礼のテーブルに運ばれるのさ。エコだよ、エコ、ホレイシオ」とか、なかなかうまく訳しているなあと感心しました。できるだけ忠実に、わかりやすく、生き生きとした言葉にすることをモットーとして訳したとパンフレットにありましたが、この訳でシェークスピアを読んだらあっという間に面白く読めてしまいそうです。

またピアノとバイオリンを要所要所に使い、舞台の上さらにせりあがった舞台を造っていて、うまくその上下の舞台を使ってその場その場が演じられていました。オフィーリアを墓に埋めるシーンや亡霊が現れるシーン、婚礼のシーンなどその空間を思い存分使っていました。私の中ではジョン・エヴァレット・ミレーの「オフィーリア」の絵が強烈なので、この劇の中で単に「オフィーリアが溺死した」というセリフだけに留まったことが余計にこの絵を思い出させ、強烈な印象を与えました。

今回は初演を観にいったのですが、ありがたいことにかなりいい席を頂き(なんと前から4列目で実際には前3列目まで誰も座っていず中央からちょっとだけはずれた席)、演者の表情が細かく良く見える席だったので本当に良かったです。

早くも来年もまた予定が合えば行きたいなあ~と思っています。またハムレットをまた読んだり演者によって違うDVDを観てみたいと思います。

明大演劇部の皆様、お疲れ様でした。そして素晴らしい劇をありがとうございました。

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オペラ「ロメオとジュリエット」 [シェークスピア]

ロメオとジュリエット

関連サイト:http://www.shochiku.co.jp/met/romeo/index.html

ちょっと変わった素敵な試写会に行ってきました。

品川プリンスシネマで行われた試写会、オペラ・グノー「ロメオとジュリエット」です。

ニューヨークのメトロポリタンオペラ歌劇場(MET)で、この12月15日に行われた公演オペラ・グノー「ロメオとジュリエット」をフィルムに収めたもので、休憩を挟み3時間30分のオペラの試写でした。松竹が手がけ、今回は第2弾というのですから以前もやっていたはずですが、全くこんな素晴らしいフィルムがあるとは知りませんでした。「METライブビューイング」と題され、世界の都市ではもちろん、これから順次国内の主要都市でも上映され、他の演目、フンバーティング「ヘンゼルとグレーテル」、ヴェルディ「マクベス」、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」、プッチーニ「ラ・ボエーム」・・・なども次々上映されるようです。

さて、このオペラ・グノー「ロメオとジュリエット」ですが、本当に素敵でした。衣装も豪華絢爛。私の好きな色であるショッキングピンクのドレスをジュリエットがまとい、これまた好きな色の薄水色の衣装をロメオがまとい、ジュリエット側のキャピレット家は赤系統の色の衣装を着て、ロメオ側のモンタギュー家は青系統の色の衣装を着て、対立の様子を表していました。皆、微妙にデザインも色も違えているのがまた素敵でした。

舞台は常に宇宙をイメージさせる惑星や星、月などを配しており、演奏の指揮を執っていたのは何と、プラシド・ドミンゴその人で、インタビューもあり、フィルムなのでプラシド・ドミンゴの指揮する姿をチラチラ見られ、もちろん主役のジュリエット役のアンナ・ネトレプコやロメオ役のロベルト・アラーニャの真近な表情、舞台を真上高くから撮影した全体像や、観客席や、バック裏の出演者たちの緊張したりホッとした様子、裏方さんたちの仕事の活躍などなど、普段劇場では観られないカメラワークもたくさんあって、面白かったです。ちょっとしたメイキングも兼ねたフィルムでもありました。

主役の2人もその周りの人たちも(ステファーノ役のイザベル・レオナールやマキューシオ役のネイサン・ガンもひときわ大きな拍手をもらっていましたが)、さすがに皆、プロのオペラ歌手です。声量のすごさ、音域の広さに舌を巻き、しかも白熱した演技も加わってプロ中のプロを感じました。毎回毎回すごい拍手が観客からあり、試写で観てる私も一緒になって拍手したい気分でした。

一番の見せ場はロメオとジュリエットのベッドシーンで、ベッドが天井に空高く上がり、その空は満天の星。実にロマンティックでした。

25日のクリスマスにこれを観たのですが、この年の締めくくりとしては本当に素敵な試写会をプレゼントしてもらったなあと思いました。13~4年前NYに行ったとき、ミュージカルは4,5本観たのですが、オペラは全然チェックしてませんでした。今度NYに行ったらMETがあるリンカーンセンターにまず行かないと、と思いました。

グノー:ロメオとジュリエット(

グノー:ロメオとジュリエット(

  • アーティスト: アラーニャ(ロベルト), ゲオルギュー(アンジェラ), トゥールーズ室内管弦楽団, プラッソン(ミシェル), グノー
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1998/05/27
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グノー:ロメオとジュリエット

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  • アーティスト: アセルマン
  • 出版社/メーカー: アイヴィ
  • 発売日: 2003/07/01
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英国ロイヤル・オペラ グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》全曲

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2006/07/21
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「2008年やりたいことは何?」
so-netのトラックバックキャンペーンに参加します。
2008年はヨガをもっとちゃんとやりたい、です。
ストレッチ系の簡単なヨガを今やっていて結構調子がいいのですが、堅くなった体をもっと昔のように柔らかくして、肩こりも腰痛も治したい。より健康になりたいです。

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ウィンザーの陽気な女房たち(シェークスピア) [シェークスピア]

「明治大学文化プロジェクト」という2年前から行ってるらしいシェークスピア演劇を、初めて見てきました。明治出身の原田大二郎氏の下、各部60名ほどが集まってプロの演劇スタッフのサポートを受けての、年に一回のシェークスピア劇。たまたま今年の広報紙で見つけて申し込んだのですが、明治アカデミーコモンのアカデミーホールという立派な会場で(在学中こんな建物なかったのでびっくり。今の学生は恵まれてますね)衣装もセリフもなかなかで、かなりいい線いってたんじゃないのと思いました。ただ注文つけるなら、早口や甲高い声で聞き取れない部分があったのが残念でしたけど。長いセリフのある人がたくさんいて、本当にご苦労様でした、と声を掛けたい気分。

今年は「ウィンザーの陽気な女房たち」が演目。ウィンザーに住む機知に富んだフォードとペイジの女房が、「ヘンリー4世」に出てくる巨漢のフォルスタッフを手玉にとってやっつける話。結構痛快な物語でした。フォルスタッフはほら吹きで、見栄っ張りで、臆病で、飲んだくれで、ばくち好きで、女好きで、「(その)フォルスタッフが恋をしたらどんな風になるのか見たい」と言う当時のエリザベス1世に頼まれ、たった2週間でシェークスピアによって書き上げられたのがこの作品というのですから、ちょっと異色の物語になってます。ウィンザーに出てくる人々の個性も強く楽しい人物設定。訛りがあるところを東北弁で話したり、フランス訛りのところをほとんど私たちにはわからないセリフにしたりで、おもしろかった。最後は森の妖精に化けた子供たちや町の人たち全てに、フォルスタッフがこれでもかと懲らしめられ、同時に純愛物語も進行して相思相愛で結婚する若いカップルが出て、華やかな舞台でした。

原田大二郎を見たのはこれで二度目。一度は私と同じように観劇に来ていて、小劇場で家族揃って私の席の2列前に座ってました。今回は客席の大学関係者や父兄の人たちに挨拶回りで忙しい原田氏でした。

2004年は「ヴェニスの商人」、2005年は「マクベス」だったそう。来年もまた行きたいなあ。


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