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50年後のボクたちは [ドイツ映画]

東京ドイツ文化センターで「50年後のボクたちは」を観てきました。


公式映画サイト:http://www.bitters.co.jp/50nengo/





ドイツ国内で220万以上を売り上げ、26か国で翻訳されているなった小説「14歳、ぼくらの疾走」が原作。様々な賞を総なめにし、舞台も大人気になった作品を映画化。14歳のマイクと風変わりな転校生チックの夏休みの冒険物語。ロードムービーです。


マイク(トリスタン・ゲーベル)はクラスではみ出し者。父は浮気をし、母はアル中。好きなタチアナには見向きもされず、誕生会にも招待されず。そんな時、一風変わったチック(アナンド・バドビレグ・チョローンバードル)がロシアから転校してくる。夏休みに二人は急激に仲を縮め、チックが調達してきた車でチックの祖父が住むワラキアという街へ行くことになるのですが…。


風力発電の下に寝袋を敷きたくさんの星を見ながら寝たり、トウモロコシ畑に車が突っ込みあとからグーグルで見てわかるようにとtschick(チック)とスペルを綴り、スピードを出し過ぎて放牧している牛に取り囲まれる場所に出て牧場主に怒られたり。子だくさんの農家で食事をご馳走になりすいかまで頂き、警察官に未成年が運転しているのがバレて追いかけられるもマイクとチックが離れ離れとなり、また元の安全な風力発電のある場所へと戻り見事二人が再会したり。ガソリンが無くなりガソリンが未成年で買えないので停車してる車からガソリンを盗もうとホースを探しているときに、イザ(メルセデス・ミュラー)と出会い、マイクは淡い恋を経験したりと、本当に大冒険でした。最後は交通事故まで起こしてしまって、その後始末が大変だったと思いますが、こういう体験は本当に貴重で一生の財産だなあと思いました。


「2人に誰よりも会いたい」とマイクはその冒険を終えて思います。そして見晴らしのいい場所で50年後の何月何日にその場所での再会を約束しています。その後50年の月日が過ぎ、64歳になって出会う彼らは一体どんな人生を送っているのでしょうか。仲良くなって別れがたい人と出会った時、こんな約束を取り付けられたらどんなに素敵でしょう。そんな約束ができる彼らがちょぴり羨ましくも思えたロードムービーでした。


近くでドイツ人女性二人が鑑賞していたのですが、笑うポイントがずれていたのが何とも印象的でした。アメリカ人とかイギリス人、インド人、タイ人、ネパール人などともやはりちょっと見てる場所が違う、笑いのポイントも違うなあと感じたことがありますが、今回もそう思いました。

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帰ってきたヒトラー [ドイツ映画]

「帰ってきたヒトラー」をイイノホールで観てきました。

ポスター画像

公式映画サイト:http://gaga.ne.jp/hitlerisback/

外国映画輸入配給協会の主催による「優秀外国映画輸入配給賞」授賞式があり、最優秀賞を獲ったギャガが提供する受賞特別試写会「帰ってきたヒトラー」が上映されました(6月公開映画)

独裁者アドルフ・ヒトラーが現代にタイムスリップ。周りの人たちはまさか本物のヒトラーであるとは夢にも思わず、ヒトラーの物まねがものすごくうまい芸人だと思い込みやがてテレビに引っ張りだこに。今の世の中を真剣に情熱的に憂い正論を展開し、民衆の心を徐々にわしづかみにしていく。でもそれはちょっと狂気的。そしてあっという間に人気者に。そのうち彼の残虐さが明るみに出て人気も下火になるもそれを利用し自伝を執筆し映画化に…。

白黒の記録画像でしか見たことがないヒトラーですが、その顔立ちといい振る舞いといい、何ともよく似ていました。今のドイツを批判し、風刺した映画になっていてちょっと笑えたりもしましたが、ヒトラーが書いた本「我が闘争」がドイツ国内では長い間販売禁止にされ、ヒトラーに関してはタブー視されているドイツにあって、この映画が作られたというのは本当に画期的なことなんだろうなあと思います。娯楽性が高いユーモアある作品とみる人もいれば、ヒトラーを映画化するなんて正気の沙汰でないという批判もあるかもしれませんが、私としては面白かったです。若者と高齢者の貧困、失業者…。今の日本だって同じじゃないか、と思えた映画でした。

また言うことを聞かない子犬を銃で即、射殺してしまうシーンがあるのですが、ヒトラーの性格を良く表しているシーンだと思いました。こんな風にユダヤ人も簡単に殺していったのだろうなと思い怖かったです。ヒトラーに家族を殺されて今は認知症を患っているおばあちゃんがヒトラーをちらりと見たとき、狂ったように「私は忘れていない、出て行ってくれ」と泣き叫ぶシーンも印象的でした。知らないうちに戦争へと進まぬよう私たちは絶えずウォッチしていかないといけない、ヒトラーのような人が今の時代にもてはやされたりすることがないようにしないといけない、そう映画は語っているようでした。

笑いの中にたくさんの問題提議がなされ、色んなことを考えさせられる映画でした。


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千年医師物語~ペルシャの彼方へ [ドイツ映画]

中野ZEROで「千年医師物語~ペルシャの彼方へ」を観てきました。

ポスター画像 

映画公式サイト: http://physician-movie.jp/

ドイツ映画界が総力を挙げて作ったというアドベンチャー大作映画。原作は世界で2100万部を売り上げているというノア・ゴートンの3部作「千年医師物語」から第1部「ペルシャの彼方」を映像化。

医療の発達していない11世紀イギリスで母を盲腸で亡くしたため一家離散となり、少年ロブが旅回りの理髪師のもとに身を寄せ成長。そのうちイブン・シーナという有名な医者の名を聞きつけ彼の元で学びたいとペルシャ(イラン)のイスファハンへ一人旅立ちます。砂嵐に巻き込まれ命からがらに辿り着くと、師の元で医学を猛勉強します。そのうち人々が黒死病に侵され人々が次々亡くなる中、リブは当時禁じられていた死体解剖を密かに行い、自分の母が亡くなった原因を突き止めるのですが…。

150分という長い映画にも拘わらず、次から次へと話も場面も展開するのであっという間に鑑賞してしまいました。面白かったです。イギリスからイブン・シーナ(ベン・キングズレ―)の元で医学を学びたいという一心で、ロブ(トム・ペイン)は表向きにキリスト教からユダヤ教に宗教まで変え、ペルシャまでの大旅行を結決行します。割礼を一人で行い過酷な旅を乗り越えていきます。

途中砂漠で出会ったスペイン人の女性レベッカ(エマ・リグビー)に心を寄せますが、砂嵐で彼女の姿を見ることがなくなり、亡くなってしまったと思っていたのです。しかしイスファハンで再会した彼女が金持ちの男の嫁入りのために砂漠を旅していたことがわかるのでした。秘密裏に死体解剖して記録を残したロブとその師だからとイブン・シーナをも死刑にされそうになったり、また黒死病が流行ったときに黒死病になったレベッカをその夫は見捨てて出て行ってしまったのですが、ロブは懸命にレベッカを看病しレベッカは健康を取り戻し、そのうちレベッカはロブの子供を宿し、それが表沙汰になりレベッカも裁きを受けそうになるのです。しかし王がロブの母と同じ盲腸になったことで、ロブは手術を任され見事成功させ理解ある王の計らいで逃がしてもらったりします。最後の最後は両想いのロブとレベッカは結ばれロブの生まれたイギリスに戻ってきて人々の病を治す医師となるのです…。

旅と恋愛と一人の成長物語と素晴らしい絵巻物を観ているようでした。「求めるものを求めていけばいろんなものがすべて手に入る」そんなメッセージが伝わってくるような映画でした。イザベル・アジェンデの「天使の運命」やパウロ・コレーリョの「アルケミスト」を思い出し、この映画の原作となった本も読んでみたくなりました。そして医学が発達したのもたくさんの人々の死とロブのようなたくさんの志を持った医師によってなされているのだなあと改めて感謝です。今では簡単に治る盲腸もこの頃は治せずに簡単に亡くなってしまったのですから。イランには縁がなくて旅行できてませんが、いつかイスファハンにも行ってみたいと思いました。


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バグダッドカフェ [ドイツ映画]

映画「バグダッドカフェ」を観ました。

バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版 Blu-ray

バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版 Blu-ray

  • 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
  • メディア: Blu-ray

1987年のドイツ映画です。1994年に完全版、2008年にディレクターズカット版が作られました。この映画で使われたジェベッタ・スティールのCalling Youは大ヒットし、数多くのアーティストにカバーされています。

今ならGyaoで無料配信中です。今月末まで観れるようです。http://gyao.yahoo.co.jp/player/00569/v08435/v0828500000000527370/

ドイツのローゼンハイムから旅行に来ていたジャスミン(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)は夫婦げんかして車を降りてしまい、アメリカのラスベガス近郊のモハーヴェ砂漠の「バグダッドカフェ」にたどり着きます。そのカフェはモーテルであり、ガソリンスタンドであり、カフェなのですが、やはりジャスミンと同じように夫婦げんかをして夫が出て行ってしまったブレンダがこの「バグダッドカフェ」を切り盛りしており、そりが合わなかった二人はいつしか仲良くなってカフェを盛り上げていきます・・・。

映画の中で使われているCalling Youのけだるい音楽と、砂漠の中にあるバグダッドカフェのまるで時が止まりその空間だけが置いてけぼりにされたような感じが見事にマッチしています。そこにドイツ人のジャスミンが現れたことで、はじめは怪訝そうで、いつもガミガミ口うるさいことばかり言っていたブレンダが少しずつ心を許していきます。ブレンダの子供たちもなつき、そして、元舞台装置の専門家であり今は絵を描くアーティストのおじいさんはジャスミンの絵を描き始めます。店にはタトゥー彫りの女性もいてアンニュイな雰囲気いっぱいのバグダッドカフェです。ジャスミンとブレンダが組んで歌と踊りとマジックのショーをすることになり、バグダッドカフェが一気に活気を取り戻すのが見物です。

去年の4月に「バチカンで会いましょう」というマリアンネ・ゼーゲブレヒト主演の映画を観たのですが、その時彼女がこの映画「バグダッドカフェ」に出ていることを初めて知りました。《あの「バグダッドカフェ」の女優さん》という書かれ方をしていたので、実はすごくこの映画「バグダッドカフェ」が気になっていました。でも忙しさに紛れてそんなことはすっかり忘れていました。ところがGyaoを久々に観たら、《あの「バグダッドカフェ」》がやっているではありませんか。しかも皆の評価もすごく高くて、これは観ないといけないなあと思いました。観て正解です。ミニシアターでヒットした映画というのがとってもよくわかりました。こういう映画大好きだなあと思いました。ストーリーも出てくる人たちも、音楽も映像も言うことなし。映画を観た後のちょっとした幸せ気分もいいです。ルート66にあるこのバグダッドカフェ。こんな風景実際にいつか見てみたいなあとも思いました。お勧めです。


おまけ:

1月から始まったドラマ。気になったものをちらりと観ましたが、「流星ワゴン」ダントツにいいです。過去に戻ってやり直すというストーリーにとっても弱い私なので、1話観ただけでとっても好きなドラマだと思いました。山Pのドラマ「プロポーズ大作戦」、岡田将生のドラマ「未来日記」、黒木メイサのドラマ「タイムスパイラル」、ジェイク・ギレンホールの映画「ミッション:8ミニッツ」、堤真一の映画「メトロに乗って」、マイケル・J・フォックスの映画「バックトゥーザフューチャー」なども過去と現在を行き来するものですが、これらのドラマも映画も大好きです。この「流星ワゴン」は、それだけでもワクワクですが、1話目から泣け、涙が止まりませんでした。 今年も出だしがいいなあと我ながら嬉しいです。

ストーリーはリストラされ、妻(井川遥)から離婚届けを突き付けられている主人公、一雄(西島秀俊)が、すでに亡くなっている運転手(吉岡秀隆)の車で運命を左右する大切な場面に連れていかれ、そこで人生を修正しようとするのです。そこには何故か自分と同じ年の父親(香川照之)も現れ、一緒に行動しています。自分が小さな子供の時には理解できなかった出来事が大人になった今わかったり、勘違いしていたことがわかったり、それを知って主人公の心のわだかまりが消えていきます…。父親との溝もあるので、それを埋める物語でもあります。始まったばかりなので、今から観ても十分間に合います。お勧めです。

また、今年は映画「バックトゥーザフューチャー パート2」で行った未来2015年に当たる年で、アメリカではこの映画に出てきた宙に浮かぶスケボー(ホバーボード)が発売されるとのこと。またロンドンではミュージカルが既に決定しているし、ちょっと「バックトゥーザフューチャー」が脚光を浴びそうな年です。一部このシリーズのパート4の映画が作られるとの噂も飛び交ってますが、エイプリール・フールの4月1日に映画会社が発表し、またYoutubeのパート4の予告編は2010年に何かの特番で作られた動画を、ファンが勝手にパート4とロゴを入れてしまったとのことで、残念ながら映画はなさそうです。本当に映画作られたら楽しそうだったのに…。残念です。


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バチカンで逢いましょう [ドイツ映画]

一ツ橋ホールで「バチカンで逢いましょう」を観てきました。

バチカンで逢いましょうのポスター

公式映画サイト:http://www.cinematravellers.com/

2012年ドイツ映画。マリアンネ・ゼーゲブレヒト主演。夫を亡くし、老人ホーム行きを拒んでローマ法王へ会いにローマまでくるマルガリーテ。そこに住んでる孫娘に会い、また詐欺師のロレンツォに会い、その縁でローマ法王にドイツのお菓子カイザーシュマーレンを振る舞うことになる・・・。

どんなに年をとっても、自分のやりたいと思うことをやってしまう主人公のマルガリーテ。バチカンのローマ法王に逢うことを願い軽やかに実際に夢を果たしてしまうのはとっても素敵でした。いくつになっても夢を追い、それを探求し続ける彼女がとってもチャーミングでした。旅の途中で起こる数々のハプニングはそれさえもハッピーなことに変えてしまいます。人生はハプニングの連続だけど、彼女のように軽やかに楽しくやっていきたいと思いました。心温まるステキな余韻の残る映画でした。

映画に出てきたドイツのパンケーキ、カイザーシュマーレン。東京でもいくつかの店で食べられるとわかりました。機会があったら食べてみたいと思います。イタリアにも2,3か月かけて周りたいなあ~。


 おまけ:10日前の東京スカイツリーとソラマチの桜。そしてソラカラちゃんたち。もう桜も散り葉桜になってしまったけれど、いい季節になって気分がいいです。

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