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異邦人たちのパリ~国立新美術館ポンピドゥーセンター所蔵作品展 [絵画・美術館展・博物館展]

国立新美術館外観(2006年9月) (photo by Jmho)

異邦人たちのパリ展サイト:http://www.asahi.com/pompidou/

国立新美術館サイト:http://www.nact.jp/

ポンピドゥーセンター:http://www.cnac-gp.fr/home30ans/index.html

「異邦人たちのパリ~ポンピドゥーセンター所蔵作品展」を観に国立新美術館に行ってきました。国立新美術館は今年オープンしたので、行きたい行きたいと思っていましたが、千代田線の乃木坂駅から直結していて、美術館の右手から入るようになっており、全面ガラスで日差しを目一杯獲り入れ、吹き抜けなので天井も高くアップ美術館内は明るくキラキラ、開放的クラッカー。曲線のガラスの何とも柔らかな感じも素敵でした。展示場の天井も少し高めで、良かった。けれど欲を言えば展示場の天井ももっと高くてもアップ良かった。西洋みたいに。

主な出展作品はシャガールの「エッフェル塔の新郎新婦」

 

モディリアーニの「デディーの肖像」

モディリアーニ「テディ・アイデン」【名画ドットネット】

レオナール・フジタ(藤田嗣治)の「カフェ」

カフェ プリント : 嗣治・藤田

カンディンスキーの「相互和音」

Accord Reciproque 1942 アートプリント : ワシリー・カンディンスキー

 他にも絵画ではピカソ、キスリング、ミロなどの作品が来てました。ピカソはあまりにもたくさん作品を残し見る機会が多いので(NYのメトロポリタン美術館での企画展、バロセロナのピカソ美術館、箱根の森の美術館、マドリッドの国立ソフィア王妃芸術センターなど)今回のように2,3点くらい来ても寂しいなあと思ってしまいました。2,3点くらいならそこかしこにありますね。

また絵画のほか彫刻、写真、ビデオアートなども展示されていましたが、絵画にしかあまり興味がないのでこれらのアートは小走り状態。ポンピドゥーセンターにはオルセー美術館(オルセー展の記事はこちら)同様、13年前に行ってまさに13年ぶりの絵とのご対面となるはずでしたが、こんな絵は観てないDASH!というものが数多く、逆にカンディンスキーの絵は、下ダウンの絵にまた逢えると期待ラブラブしていたのですが作品が来ていず、またマグリットとクレーの作品も一点も来ていなかったのでややガッカリ。異邦人のパリというタイトルなのでフランス画家のマチス、ルオー、デュフィーなど期待するほうが間違ってるのですが、フランス人画家の絵もどうせなら観たかったです。

私が期待してたカンディンスキーの絵ダウン 「スカイブルー」 観れませんでした

Sky Blue (gold foil text) アートプリント : ワシリー・カンディンスキー

しかしながら、絵もその時その時の一期一会があるので、それはそれでよしです。それに有名な絵がこんなにも日本に来て見れるのですから、感謝ラブラブ感謝ラブラブです。

そして今回は実はこの展覧会以上に国立新美術館がどんな建物なのか散策するほうが気になっていたので、1F~3Fまでの展示場のほか、3Fの図書館や講堂各階のカフェやポール・ボキューズのレストラン、B1のミュージアムショップをしっかり見て、外に出て外観を眺めてきました。土曜の午後結構込んでるときだったので、平日もっとゆったりしたときに行くべきだと反省もしましたが。

一通り美術館を見終えると、この国立新美術館を作った黒川紀章氏雪の結晶のお姿を発見。小柄でピンクのYシャツが良く似合って、3Fの講堂の前に立っていました。この日講演会があったようですが、入場無料だったので何だか都知事選のPRビックリマークのような講演会だったのかもしれません。

絵画をたくさん持っている常設展で成り立つ美術館というのが、本来あるべき姿宝石赤なのでしょうが、この国立新美術館は全ての絵画などが借り物、企画展のみを開催する美術館で、場所だけ提供するという、何とも寂しい美術館になってます。先日、新聞にも特集組んで日本の美術館のお粗末さが顕わになっていましたが、本当は期間限定の借り物の企画展でなく、「普段からいつも作品があって観れる常設展の充実こそが大切虹」という新聞の主張に思わず私も拍手でした。メトロポリタンやルーブルに負けるなとは言わないけれど、日本の誇れる美術館がひとつでもできることが本筋流れ星でしょう。国立新美術館の外見は申し分なかったけれど、中味のない(絵画などのコレクションがない)国立新美術館。複雑な気持ちではあります。 

でも行って見れて楽しかった


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コメント 15

りゅう

カンディンスキーいいですね~(^_^)/
「スカイブルー」も観たいですが、「相互和音」楽しみです。
作品を持たないというのは、単なる箱ですからね~
とりあえず、箱も観とかなくては。。。
って、早く行かなくては・・・(^_^;)
by りゅう (2007-03-12 22:17) 

めぎ

こんにちは!
私は、絵はその絵が常設されているところで見るのが好きです。いろんなコンセプトでいろんな展示の企画ができますけれど、やっぱり常設されているところまで行ってそこで見るのが一番気持ちよく感じられるのです。まあ、ヨーロッパの場合は、略奪してきた遺跡なども展示品の大きなウエイトを占めてますから、それはどうよ、と問われるとなんとも言えないですがねえ。
by めぎ (2007-03-13 17:34) 

こんにちは。naonaoさんの記事、とっても参考になりました。やっぱり、絵についての基礎知識がある方の記事は、面白いし勉強になります。
私は、昨年日本に「藤田嗣治店」があり、そちらで乳白色の女性を描いている「カフェ」を観ました。皆がたかって観ていたので、これはきっと有名なのね、とポストカードをミーハーにも買いました。本物のオルセー美術館で、13年前にごらんになったとは、すごいですね。同じ絵がまた日本で観られるって、どんな気持ちでしょうか。素敵ですね~。黒川紀章氏がいらしたことも、びっくりですね。楽しい記事、ありがとうございます!!
by (2007-03-13 18:29) 

naonao

>りゅうさん、こんばんは。
私もカンディンスキー大好きです。
ブログに載せると色合いとか微妙に違ってやはり本物と比べたら劣りますが・・・。「相互和音」は本物はもっと色がポップな感じでした。是非行かれて実際観てください。

>めぎさん、こんばんは。
そのお気持ちよくわかります。
私も基本的には現地の美術館で見るのが一番と思っていて、現地で見た所蔵のものをまた東京で見ても会場の狭さ、貧弱さから楽しみが半減することがままあって、そのため結構長い間いろんな絵がきても観にいきませんでした。それと本当に略奪したいいものがヨーロッパに揃ってるというのもわかります。エジプト本国より大英博物館やメトロポリタンのミイラのほうが素晴らしかったり、コレクション充実なんてザラですからね。ボストン美術館の肉筆浮世絵展なんかも日本にないコレクションがずらり。トホホ状態ですね。

>MirrorballMさん、こんばんは。
ヨーロッパに旅行すると観るものは教会か美術館巡りしかないので、旅行好きな人は必ず絵も自然と観るようになるのだと思います。私はMirrorballMさんが思われてるほど絵に詳しくはないと思うのですが、あちこち出かけた美術館では私もよく気に入った絵のポストカードを買って帰ります。それも結構な数になりましたよ。有名な絵のポストカードを買うより自分が好きだと思う絵のポストカードを買ったほうが楽しめます!!好きな絵を観てると癒されますものね!!

>李 萬中さん、nice!ありがとうございます。
by naonao (2007-03-13 22:35) 

朝のソナタ

国立新美術館は行きたい行きたいと思っていてなかなか行けずにいます。
「常設展の充実こそが大切」に納得です。まさにその通りだと思います。
それが出来て初めて立派な美術館と言えると思います。
個人的には藤田嗣治の絵が好きです。
by 朝のソナタ (2007-03-14 00:31) 

Mimosa

はじめてお邪魔しました!とっても内容の充実したblogで、気に入りました!私はまだ国立新美術館に行ってませんが、ぜひ行ってみたいです。建物の外観、モダンで素敵ですね。なのに、常設展がないというのは、もったいないですね。私は特に絵に詳しくないですが、絵を見るのは大好きでよくフランスへ行けばどこかの美術館に必ず行ってます。気に入った作品を同じところで何度でも見るのが好きです!日本では、残念ながら興味のある企画展の時しか行かないですね~(悲)。
by Mimosa (2007-03-14 02:17) 

naonao

>朝のソナタさん、こんばんは。
私も行きたい行きたいと思ってましたがやっと行けました(笑い)
是非朝のソナタさんも是非行かれてください。行けばやはりいいですよ!!

>Mimosaさん、こんばんは。
私のブログを気にいって頂いてどうもありがとうございます。
好きな絵を見るのってすごくいいですよね。
国立新美術館は建物だけでも一見の価値ありですので、興味ある企画展来たら是非出かけてみてください。建物は本当素敵でしたから。
by naonao (2007-03-14 21:16) 

naonaoさん、こんばんは
ポンピドゥーセンター所蔵作品展 は、評判が良いですね。
僕は、このなかでは、藤田嗣治の「カフェ」が一番好きです。
カンディンスキーの「相互和音」も好みです。
絵画にしかあまり興味がないというのは、お仲間ですね。
僕も彫刻等にはいまひとつ関心がありません。(笑)
by (2007-03-14 23:13) 

naonao

>lapisさん、こんばんは。
彫刻もパリのロダン美術館のロダンの作品とか、写真もロバートキャパ展なんかはじっくり見て楽しかったのですが、基本的にはlapisさんと同じように絵画が一番って感じです(笑い)
by naonao (2007-03-15 23:08) 

room7

”中味のない”というのは、鋭い指摘!
でも、上手く運営していったら...という期待もありますが...やっぱり中身かな。オルセーやポンピドーなんかを見ると、そう思いますよね。私は見に行くことができないので、うらやましいです。カンディンスキー好きですよ。
by room7 (2007-04-17 10:14) 

naonao

>room7さん、こちらにもありがとうございます。
外国とどうしても比べると何もない日本、貧弱ですね。
まあ外からいくらでも借りてこられるのはすごいことなんですけど。
by naonao (2007-04-17 16:27) 

テレビなコラム

今日ちい散歩という番組で、国立美術館をとりあげていました。それで、詳しく説明してあるページがないか検索していたところ、このページに辿りつきました。で、文章がわかりやすかったので、この記事を私のブログのページでご紹介させていただいたお知らせも兼ねて参りました。もしも、このご紹介について不都合があれば、お詫びを申し上げると共に、その旨、私のページの最新のコメント欄にご一報下さればうれしいです。確認でき次第、紹介の方はとりやめさせていただきます。もちろん、リンク継続OKということであれば、ご一報下さる必要はございません。今後ともよろしくお願いいたします。http://sapuri777.blog31.fc2.com/<--最新のページ
by テレビなコラム (2007-04-17 19:28) 

naonao

>テレビなコラムさん、こんばんは。
TBは大歓迎です。こちらこそよろしくお願いします。
by naonao (2007-04-19 16:25) 

りゅう

こんばんは。
シャガール見応えがありましたね!
特に「エッフェル塔の新郎新婦」はシャガールのベラに対する優しさが溢れていて素敵でした。そして、キスリング!!赤いショールがとても綺麗で印象的した♪
by りゅう (2007-05-05 02:06) 

naonao

>りゅうさん、TBありがとうございます。
私もせっかくなのでTB送りますね!
by naonao (2007-05-05 22:14) 

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