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パドマーワト 女神の誕生 [インド映画]

ニッショーホールでインド映画「パドマーワト 女神の誕生」を観てきました。


映画公式サイト:http://padmaavat.jp/




「500年の時を超え、インド映画史上最高の製作費で描く、究極の映像美」というのがキャッチコピー。久々のインド映画に期待も大きく、楽しみにして観に行きました。


野望に生きるスルタン、アラーウッディーン(ランビール・シン)彼は義理の父だか伯父だかを殺し卑劣な手段を使ってでもすべてを手に入れようとし、メーワール王国の王妃パドマーワト(ビーティカー・パードゥコーン)が絶世の美女だと噂を聞くと一目見たさにメーワール王国に兵を派遣します。しかしそれが叶わないとなると戦争をし始めるのです。いろんな駆け引きがあり、メーワール国王で義を重んじるラタン・シン(シャーヒド・カプール)がさらわれると王妃パドマーワトは自ら敵地へと乗り込み、国王を救おうとするのですが…。


思っていたほどの歌と踊りがなく、最近のインド映画は昔と比べると歌と踊りが少なくなっているのだなあと思いました。去年観たアーミル・カーン主演の「ダンガル きっと、つよくなる」でも感じたことですが。

また、映像は勿論美しかったのですが、戦争映画でもあるので、色が黒や灰色、赤、くすんだ赤など、ちょっとくすぶった感じで、押さえた統一感ある色使いでした。私としてはインド女性が着るサリーのカラフルな色合いを想像していったので、全く違った感じにびっくりしました。


戦争映画であり、昔の王国の物語であり、壮大なスケールということでは、「ナルニア国物語」やら「ロード・オブ・リング」、「300(スリーハンドレッド)」、「タイタンの戦い」、「蒼き狼~地果て海尽きるまで」、「レッド・クリフ」「千年医師物語~ペルシャの彼方へ」などいろいろな映画を次々に思い出しました。こういった戦争もので壮大なスケールで描かれているものは洋の東西を問わず何だか同じに見えるなあと思いました。


もちろん豪華絢爛。お金がかかっていることは間違いなく、大変目を楽しませてくれました。また正義対悪の戦いではありましたが、最後に現世で正義が勝つのではなく、その名前、誉だけが後世に残るという筋書きで、城に残された女たちが敵がやってくる前に火の中に飛び込み殉死する様子も、日本の戦国時代同様変わらないのだなあと思いました。


「ミモラ~心のままに」と同じ監督・脚本だと知っていたのでとっても期待してみましたが、「ミモラ~」のほうはイタリアロケで恋愛もの。カラフルな色彩でスタイリッシュな現代もの。それに対して「パドマーワト」は時代もの。戦争もの。色が黒や灰色、赤、くすんだ赤という感じだったので大きく違ったのがちょっと衝撃的でした。また主役パドマーワト役を演じたビーティカー・パードゥコーンは「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」でシャールク・カーンの相手役を演じた女優さんでした。後から調べてみてびっくり。そういえば同じ顔かもと思いました。そしてもっと驚いたのが、この映画の悪役スルタンのアラーウッディーンを演じたランビール・シンと彼女は私生活で2018年に結婚しており、夫婦でこの映画に共演していたんですね。


個人的にはもうちょっとお茶らけた、笑いのある、少しクオリティに問題のあるような!?いつもの!?インド映画のほうが、何だかインドらしくて、安心して観ていられるなあと思いました。


「パドマーワト」はどこにも非がなくて、むしろ完璧すぎてインド映画もここまでクオリティが高くなって世界のどこに出しても恥ずかしくないじゃん!と思いました。素晴らしすぎの映画でした。



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